子供の英語のやる気を引き出す方法と家庭での声かけ

「うちの子はどうも英語に前向きになれないようだ」と感じている保護者の方は少なくありません。宿題を促すと表情が曇る、教室から帰ってきても何を習ったか話してくれない。そうした様子が続くと、このまま続けさせていいのだろうかという迷いが出てきます。この記事では神奈川県藤沢市で幼児から小学生までのお子さまを見てきた立場から、子供の英語のやる気がどこで下がるのか、そして家庭と教室でどのように関わればその気持ちが動きやすくなるのかを整理してお伝えします。

子供英語やる気のイメージ

やる気が見えないときに子供の中で起きていること

お子さまが英語に気乗りしない様子を見せると、多くの保護者の方はまず性格の問題だと考えます。飽きっぽいから、負けず嫌いではないから、そう説明したくなる気持ちはよく分かります。ただ実際に教室で子供たちを見ていると、同じお子さまでも週によって表情がまるで違うことがあります。やる気は固定された資質というより、そのときの状態に近いものだと考えたほうが手が打ちやすくなります。

やる気は性格ではなく状態としてとらえます

状態としてとらえ直すと、原因を探す場所が変わります。性格のせいにしてしまうと打つ手がなくなりますが、状態であれば何がそれを下げているのかを探せます。教材の難しさかもしれませんし、その日の疲れかもしれません。ここを分けて考えるだけで、家庭での関わり方はずいぶん落ち着いたものになります。

「英語は嫌い」の中身はたいてい別のことばです

子供が口にする「英語は嫌い」ということばは、そのまま受け取らないほうが正確です。多くの場合その中身は、読めないのが恥ずかしいであったり、答えるまでの時間が足りないであったり、隣の子と比べて自分だけ遅いと感じている、といった具体的な出来事です。語彙が少ない年齢ほど、こうした細かい感情はまとめて「嫌い」と表現されます。中身が分かれば対処はかなり具体的になります。

まず観察する場所を三つに絞ります

やみくもに様子を見ていても情報は増えません。おすすめしたいのは、レッスンに向かう前の表情と、帰ってきた直後の口数と、家庭で教材を開いたときの最初の一分です。この三点だけを一週間ほど見ていると、下がっているのが英語そのものへの気持ちなのか、それとも移動や時間帯といった別の要因なのかが見分けやすくなります。

英語のやる気が下がる四つの背景

教室と家庭の両方で相談を受けていると、下がる理由はいくつかの型に分かれることが見えてきます。ここでは代表的な四つを取り上げます。どれか一つだけということは少なく、たいていは二つ以上が重なっています。お子さまの様子と照らし合わせながら読んでみてください。

内容が難しすぎる、あるいは簡単すぎる

一番多いのが難易度のずれです。難しすぎれば手が止まりますし、簡単すぎれば退屈になります。同じ「子供英語」でも、幼児と小学校高学年ではふさわしい学び方がまったく異なります。学年で区切られた教材をそのまま使っていると、この差はどうしても生まれます。今のお子さまが少し背伸びをすれば届く高さかどうかを、定期的に見直すことが大切です。

できていないところばかりが目に入っている

英語の学習は間違いが目に見えやすい分野です。発音の違い、つづりの誤り、答えられなかった問い。指摘する側に悪気がなくても、受け取る側には否定が積み上がっていきます。良かれと思って行った関わり方が、かえって子供の英語嫌いを招くこともあります。ここは家庭でも教室でも、意識して比率を変える必要がある部分です。

誰かと比べられていると感じている

兄弟や同じクラスの友達と比べられる状況は、想像以上に子供の意欲を削ります。本人が直接言われていなくても、保護者同士の会話が聞こえているだけで十分に伝わってしまいます。比較で伸びるお子さまも確かにいますが、それは自分が優位にいるあいだだけのことが多く、長い目で見ると英語から距離を置く理由になりやすい関わり方です。

何のためにやるのかが見えていない

高学年になるほど効いてくるのがこの問題です。将来のためという説明は大人には通じますが、子供にとっては距離が遠すぎます。今週の学習が何につながるのかが見えないまま続けると、作業として消化するだけの時間になっていきます。目的の置き方については後の項でも詳しく触れます。

年齢によってやる気の源そのものが変わります

同じ働きかけをしても、年齢によって反応はまったく違います。幼児に効いたやり方を高学年にそのまま持ち込むと、かえって子供っぽく感じられて反発を招くこともあります。ここでは大きく三つの時期に分けて、考え方を整理します。

幼児期は英語そのものより時間の心地よさ

この時期に英語を学ぶ動機を求めても、あまり意味がありません。動いているのは、その時間が楽しいかどうかという感覚のほうです。メロディーやリズムに合わせると、子供は無理なく英語の音やイントネーションを吸収していきます。歌や体を使った活動が多いのは、単に飽きさせないためではなく、この年齢の学び方に合っているからです。

小学校低学年は「できた」という実感が支えます

読み書きが少しずつ始まるこの時期は、手応えが意欲を支えます。読めなかった単語が読めた、先生の質問に答えられた、そうした出来事が積み重なると英語の時間そのものへの構えが変わります。逆にこの時期に読みでつまずくと影響が長引きます。日本の子供が英語でつまずきやすいのが、まさにこの「読み」の部分です。

高学年は納得と見通しを必要とします

年齢が上がると、自分がどこにいて何が足りないのかを知りたがるようになります。ここでごまかすと信頼を失います。今の力がどのくらいで、次に何をすればどう変わるのかを、子供にも分かることばで示すことが必要です。この時期は、大人が説明を尽くすことがそのまま動機づけになります。

子供英語やる気のイメージ

家庭での声のかけ方を少しだけ変えてみます

ご家庭でできることの中で、もっとも効き目が早いのがことばのかけ方です。教材を変えるより手軽で、しかも毎日繰り返される分だけ影響が大きい部分になります。ここでは今日から試せる三つの工夫をご紹介します。

結果ではなく過程に触れることばを増やします

「上手だね」よりも「昨日より口が大きく開いていたね」のほうが、子供には届きます。前者は評価ですが、後者は見ていたという事実の共有だからです。評価のことばは受け取り方によっては次のプレッシャーになりますが、過程への言及はそうなりにくい性質があります。褒めるのが苦手だという保護者の方でも、見たままを口にするだけなら続けやすいはずです。

質問を減らして実況に変えます

帰宅後に「今日は何を習ったの」と聞きたくなりますが、この問いは子供にとって答えにくいものです。要約する力がまだ育っていないため、うまく言えないこと自体が負担になります。かわりに「楽しそうな声が聞こえてきたね」のように、こちらが見たことを言う形にすると会話が続きやすくなります。話したくなったときには、子供のほうから話し出します。

英語が得意でない保護者の方にもできることがあります

発音を直したり内容を教えたりする必要はありません。むしろ教える側に回らないほうがうまくいく場面が多いものです。親子で一緒に英語を口にする時間そのものが、子供の意欲を育てます。分からない単語があれば一緒に調べればよく、間違えた姿を見せることも学びの手本になります。

小さな成功はこちらから用意しておきます

成功体験は自然に生まれるのを待つものではなく、大人が設計しておくものだと考えています。とくに気持ちが下がっている時期は、放っておくと手応えを得る機会そのものが減っていきます。ここでは意図的に成功を作るための考え方をまとめます。

一日五分の枠を先に決めてしまいます

量を増やすことより、続く形にすることを優先します。一度に長時間やるより、毎日五分から十分を続けるほうが定着しやすいのが子供の学習の特徴です。時間帯も固定してしまうと、やるかやらないかを毎日決めなくてよくなります。決断の回数を減らすことは、子供にとっても保護者の方にとっても負担を軽くします。

達成の基準は届く高さに置きます

「単語を十個覚える」ではなく「昨日の五個をもう一度言う」でも構いません。基準が高すぎると達成できない日が続き、取り組むこと自体が苦痛になります。届く高さから始めて、余裕が出てきたら少しずつ上げていく順番のほうが、結果として遠くまで行けることが多いと感じています。

積み上がったものを見えるかたちで残します

子供は自分の進歩を実感しにくいものです。カレンダーに印をつける、音読を録音しておく、そうした記録があると進んだ量が目に見えるようになります。半年前の録音を聞き直したときの反応は、こちらが何を言うよりも強い動機づけになります。

目標の置き方でやる気の持ち方が変わります

目標は高ければよいというものではなく、置く位置と距離が重要になります。遠すぎれば実感が湧かず、近すぎれば張り合いがなくなります。ここでは目標をどう組み立てるかを考えます。

遠い目標だけでは日々が動きません

「将来英語で仕事ができるように」という目標は、方向としては正しくても日々の行動を支えてはくれません。必要なのは、今週の終わりに確かめられる小さな目標のほうです。遠い目標と近い目標を両方持ち、近いほうを頻繁に更新していく形がうまく機能します。

英検のような外の基準は使いどころを選びます

級という分かりやすい区切りは、見通しを求める年頃には特に有効です。5級は英語の入り口にあたる級で、中学初級レベルの基礎的な単語や文法を問う内容になっています。ただし受けること自体が目的になってしまい、不合格が英語嫌いにつながる場合もあります。級の選び方は子供の英検は何級から始める?年齢別の目安と藤沢での対策を解説もご覧ください。

目標は途中で下げても構いません

一度立てた目標を守らせることに、それほど意味はありません。状況が変われば目標も変わって当然です。下げることを失敗として扱わない姿勢を大人が見せておくと、子供は目標について正直に話せるようになります。この正直さが、次の手を打つための情報になります。

教室の側からできる関わり方

ご家庭だけで抱え込む必要はありません。週に一度でも外の目が入ることで、見えていなかった原因が分かることがあります。教室側が何をしているのかを知っておくと、相談もしやすくなります。

レベルの合わせ方を細かく調整します

同じクラスの中でも、お子さまごとに渡す課題の量や難しさを変えることはできます。子供の英語教室を比べるとき、料金や立地よりも先に見てほしいのがどんな指導法かです。ここが柔軟な教室であれば、難易度のずれによる気持ちの低下はかなり防げます。

発言の順番と量を設計します

自信のないお子さまを最初に当てると、それだけで固まってしまいます。先に他の子の答えを聞いてから発言できるようにするなど、順番の工夫だけで参加のしやすさは変わります。レッスンを継続することで、子供の声に自信がつき、自然に英語を使った自己表現ができるようになります。

保護者の方と見ている景色をそろえます

教室での様子と家庭での様子が食い違うことはよくあります。教室では明るいのに家では英語の話をしない、その逆もあります。両方の情報を持ち寄ってはじめて、何が起きているのかが見えてきます。気になることがあれば早めに講師にお伝えいただくのが確実です。

子供英語やる気のイメージ

それでも気持ちが戻らないときの見直し方

ここまでの工夫を試しても、状況がすぐに変わるとは限りません。子供の反応には個人差が大きく、時間がかかる場合もあります。うまくいかないときにどう考えるかを、あらかじめ決めておくと慌てずに済みます。

疲れと生活のリズムを先に疑います

英語の問題だと思っていたものが、実は睡眠不足や習い事の詰め込みだったという例は珍しくありません。学習の中身を変える前に、まず生活の側を確かめます。時間帯を変えるだけで表情が戻ることもあり、これは比較的すぐに試せる方法です。

一度立ち止まる選択も間違いではありません

期間を決めて休むという判断は、逃げではなく一つの戦略です。無理に押し切って英語そのものへの拒否感を強めてしまうと、戻すのに何倍も時間がかかります。親としては、子供が英語を嫌いになることなく、自然に英語を話せるようになる環境を探すことが大切です。

相談できる相手を持っておきます

保護者の方だけで判断しようとすると、どうしても視野が狭くなります。講師でも構いませんし、同じ年頃のお子さまを持つ知り合いでも構いません。話すこと自体で状況が整理され、次にやることが見えてくることも少なくありません。

藤沢でお子さまの英語について相談するならルフレ藤沢校へ

神奈川県藤沢市で子どもの英会話教室をお探しなら、子どもの英会話専門「英会話スクール ルフレ 藤沢校(Reflet)」にぜひご相談ください。大船校・溝の口校・藤沢校を展開するRefletグループの藤沢校として、幼児から小学生までのお子さまが通っています。

年齢とレベルに合わせたコースがあります

英語の基礎を学びたい初心者から、資格試験に向けた対策まで、それぞれのニーズに対応したコースをご用意しています。同じ学年でも今の力は一人ひとり違いますので、どの内容から始めるのがよいかは体験の際にご相談いただけます。

講師がお子さまの様子を見ながら進めます

資格を持った講師たちは、幼児から資格を目指す子供たちまで、幅広い年齢層の子供たちに親しみやすく、自信を持って英語を話すことをサポートします。キッズ向けのクラスでは日本人講師とネイティブ講師による指導が可能で、日本語を交えながら進めることで、英語学習が初めてのお子さまでも安心して始められます。

まずは無料体験でお子さまの反応をご覧ください

ルフレ藤沢校では、1回50分の無料お試し体験レッスンをご用意しており、実際のレッスンの雰囲気をそのまま体感していただけます。文章で読むよりも、お子さまが実際にどんな表情をするかを見ていただくほうが確かです。教室選びの基準については子供の英語教室の選び方|藤沢の保護者が失敗しない7つの基準もあわせてご参照ください。

よくあるご質問

お子さまの気持ちについて、保護者の方から実際に寄せられることの多いご質問をまとめました。ご家庭の状況によって答えは変わりますので、迷われる場合は個別にご相談ください。

英語が苦手な親でも家庭で関われますか?

関われます。教える役割を担う必要はなく、そばで一緒に声に出したり、続けられた日を一緒に確かめたりするだけで十分です。むしろ保護者の方が採点する側に回らないほうが、お子さまは安心して声を出せるようになります。

やる気が出るまでどのくらいかかりますか?

個人差が大きく、はっきりした期間をお約束することはできません。数週間で表情が変わるお子さまもいれば、半年かけて少しずつ変わっていくお子さまもいます。短い期間で判断せず、変化の方向が上向いているかどうかを見ていただくようお願いしています。

嫌がるときは無理にやらせないほうがよいですか?

強く促し続けることはおすすめしていません。ただし何もかもやめてしまうと、再開の機会が遠のいてしまいます。量をぐんと減らして接点だけ残す形が現実的です。歌を流すだけの日があってもよく、机に向かうことだけが学習ではありません。

兄弟で反応がまったく違うのですが問題ありませんか?

問題ありません。同じご家庭で育っていても、英語の入り方は一人ひとり異なります。上のお子さまに合った進め方が下のお子さまに合うとは限りませんので、それぞれ別の学び方として組み立てていただくほうがうまくいきます。

体験レッスンだけでも受けられますか?

受けていただけます。ルフレ藤沢校では1回50分の無料お試し体験レッスンをご用意しており、入会前でもお気軽にご参加いただけます。その場でお決めいただく必要はありませんので、まずは雰囲気をご確認ください。

子供の英語のやる気についてのまとめ

ここまで、気持ちが下がる背景と、家庭や教室でできる関わり方を見てきました。最後に要点を二つに絞って振り返ります。

やる気は環境と設計で動きやすくなります

気持ちを直接引き上げようとするより、難易度を合わせ、手応えの出る場面を作り、比べない環境を用意するほうが確実です。やる気は結果として出てくるものだと考えると、大人がやるべきことははっきりしてきます。

今日から試せることは一つで十分です

全部を変える必要はありません。声のかけ方を一つ変える、五分の枠を決める、そのどれか一つから始めてみてください。変化が小さくても方向が合っていれば、時間が味方になってくれます。

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株式会社ルフレでは無料体験を承っています。記事の内容でご不明な点があれば、お気軽にご相談ください。

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