小学生英検オンラインの進め方|技能別の見てもらい方

「英検の勉強を家でオンライン中心に進めたい」とお考えの保護者の方が増えています。送り迎えの時間がかからず平日の夕方でも取り組みやすいため、小学生の英検学習をオンラインで進めるご家庭はもう珍しくありません。一方で数か月ほど続けたところで「本当に力がついているのか分からない」「書く練習と話す練習だけが手つかずのまま残っている」というご相談をいただくことも増えました。

この記事では英検の学習を画面越しに進めるときに実際に起こる出来事を整理してお伝えします。級ごとの内容や学習計画の立て方ではなく、オンラインという形だからこそ生まれる詰まりどころと、その埋め方だけに絞りました。神奈川県藤沢市で子どもの英会話を専門にしているルフレ藤沢校が、日ごろ保護者の方からいただくご質問をもとにまとめています。

小学生英検オンラインのイメージ

小学生の英検学習をオンラインで進めるとき最初に押さえること

オンラインを選んだ時点で変わるのは学ぶ場所だけだと思われがちですが、実際に変わるのはお子さまの様子がどこまで他人の目に届くかという範囲です。ここを最初に理解しておくと、後から起きる困りごとの多くは事前に避けられます。

変わるのは場所ではなく見てもらえる範囲です

教室であれば講師はお子さまの手元や表情、鉛筆が止まった瞬間まで自然に目に入れています。画面越しでは映っている範囲の情報しか届かないため、手元の様子や書きかけの答案は意識して見せなければ共有されません。英検の学習は正解したかどうかよりも、どこで迷ったかという途中の情報に価値があります。オンラインで進めるなら、その途中を渡す手段を先に決めておくことが出発点になります。

英検の学習は技能ごとに自習との相性が違います

同じ英検の勉強でも、ひとりで机に向かって進む部分と、相手がいなければ成立しない部分がはっきり分かれています。単語や文法の確認は自習でも前に進みますが、書いた英文が伝わるかどうかや、声に出した英語が相手に届くかどうかは自分では判定できません。オンラインの限界はこの判定の部分に集中して現れます。全体をまとめて「オンラインは向く・向かない」と考えるより、技能ごとに切り分けて見たほうが判断を誤りません。

先に決めるのは誰が何を見るかという役割です

英検の学習をオンラインで始めるご家庭が最初につまずくのは、教材や機材ではなく役割の空白です。単語の暗記はお子さま本人が進め、書いた英文は誰かに読んでもらい、発音や受け答えは相手役がいる場で扱うという形を、始める前に一度だけ決めておきます。役割の空白があると、その技能だけが何か月も手つかずのまま残ってしまいます。決めるといっても細かい時間割ではなく、誰の目が入るかを技能ごとに割り当てるだけで十分です。

英検の四技能はオンラインとの相性が大きく分かれます

読む・聞く・書く・話すの四つは、画面越しという条件のもとで難易度がまったく違ってきます。ここを混ぜて考えると「オンラインでは伸びない」という大ざっぱな結論になりがちですので、ひとつずつ見ていきます。

読む力は画面越しでも進めやすい部分です

英検で問われる読む力は、語彙の知識と英文を最後まで追いきる持久力の組み合わせでできています。この二つは正解と不正解がはっきりしているため、オンラインの教材でも取り組んだ結果がそのまま残ります。読む練習はオンラインとの相性がよい代表格だといえます。注意したいのは画面上の文章はスクロールで流れてしまい、紙のように全体を見渡す感覚が育ちにくい点です。本番は紙で受けることも多いため、時々は印刷したものを読む時間を混ぜておくと安心です。

聞く力は自宅のほうが条件を整えやすい面があります

リスニングは繰り返し聞ける環境と静かな時間があるほど伸びやすく、この点では自宅のほうがむしろ有利に働きます。教室では一度流した音声を何度も止めるわけにいきませんが、自宅なら分からなかった一文だけを戻して聞き直せます。ただし聞き流しているだけの時間が増えると、音を聞く力ではなく雰囲気で答える癖がついてしまいます。聞いた内容を日本語で一言だけ言ってもらうと、本当に届いているかどうかがすぐに分かります。

書く力は提出する仕組みがないと止まります

英検の学習でオンライン化がいちばん止まりやすいのが、書く力の練習です。書いた英文は誰かに読んでもらってはじめて価値が出ますが、その受け渡しに手間がかかるため後回しにされていきます。小学生の場合は自分で撮影して送るところまで自力では続きませんので、提出の手順を家庭の側で簡単にしておく必要があります。書く練習だけが半年間まったく進んでいなかったという例は、決して珍しいことではありません。

話す力は相手がいてはじめて練習になります

話す練習は録音して自分で聞き返すこともできますが、質問に答えて相手の反応が返ってくるという往復がなければ、本番で必要な力にはつながりにくいものです。画面越しでも往復そのものは成立しますので、話す力を扱えるかどうかは通信の問題ではなく、相手役の有無で決まります。ここだけは自習に置き換えられない部分だと考えて、どこで確保するかを先に決めておくと計算が立ちます。

ライティングを画面越しに見てもらうための具体的な方法

書く練習をオンラインで回すには、答案を渡す形と直しを受け取る形の二つを決めておくだけで、ほとんどの停滞は解消します。特別な道具は必要ありません。

紙に書いたものをそのまま見てもらう形が基本です

小学生のうちは英文をキーボードで打つ負担が大きく、打つことに気を取られて中身が薄くなりがちです。ですから答案は紙に書いてもらい、それを撮影して見てもらう形がもっとも無理がありません。撮るときは机の真上から明るい場所で撮ると文字がつぶれずに読み取れます。紙で書く形を残しておくと、綴りの直しや消した跡までそのまま伝わり、どこで迷ったかが相手にも見えるようになります。

直しは「どこを」だけでなく「なぜ」まで残してもらいます

画面越しの添削で起こりやすいのは、赤で直された英文だけが返ってきて、お子さまが理由を分からないまま写して終わってしまうことです。同じ間違いが次の回にもそのまま出てくるようなら、直しの理由が届いていないと考えてよいでしょう。直した理由を一行でも書き添えてもらうか、短くても口頭で説明してもらう時間を作ると、直しが次の一本に生きてきます。返ってきた答案をそのままファイルに入れて終わりにしないことが大切です。

同じ題材で二度書くと画面越しでも伸びが見えます

オンラインでの学習は手応えが見えにくいという声をよくいただきますが、書く練習は伸びを目に見える形にしやすい技能でもあります。一度直してもらった題材を数日おいてもう一度書いてもらうと、前より早く書けたことや直された箇所を避けられたことが本人にも分かります。二度目の一本は新しい題材を一本増やすより、はるかに自信につながります。保護者の方も、点数ではなくこの変化を見ていただくと状態をつかみやすくなります。

小学生英検オンラインのイメージ

スピーキングを画面越しで扱うときに必要な条件

話す力の練習は画面越しでも十分に成立しますが、成立させるための条件がいくつかあります。ここを外すと、時間を使っているのに手応えが残らない状態になります。

一往復で終わらせない相手役が必要です

質問に答えて終わりという形だけを繰り返していると、用意した文を言えるようになるだけで止まってしまいます。本番の受け答えでは答えた内容を受けて次が来ますので、練習でも二往復目までは踏み込んでおきたいところです。二往復の会話を意識するだけで、その場で考えて言葉にする力が動き始めます。相手役は英語が得意な大人である必要はなく、決まった質問を読み上げて反応を返すだけでも練習として成立します。

音声を残しておくと後から見返せます

話した内容はその場で消えてしまうため、進んだかどうかが本人にも保護者の方にも残りません。短い受け答えでよいので月に一度だけ音声を残しておくと、数か月後に聞き返したときの差がはっきり分かります。残した音声は本人の自信になるだけでなく、講師に状態を伝える材料としても役立ちます。毎回録る必要はなく、むしろ回数を絞ったほうが続きます。

黙り込んでしまうときは間の扱いを変えます

画面越しの会話では少しの沈黙が長く感じられるため、大人の側が先に答えを言ってしまいがちです。それが続くとお子さまは待っていれば答えが出ると学習してしまい、自分から言葉を出さなくなります。数秒の沈黙はそのまま置いておき、それでも出てこないときだけ最初の一語を渡すという形にすると、自分で言い切る経験が積み重なっていきます。

子どもが自走しにくい部分をどこで補うか

オンラインの英検学習が思うように進まないとき、原因は英語力そのものではなく、ひとりでは越えにくい場所に毎回引っかかっていることが少なくありません。どこで止まりやすいかを知っておくと、手の打ち方が具体的になります。

分からない箇所を言葉にできないまま止まります

小学生は「どこが分からないか」を自分で説明するのがまだ難しく、目の前の問題を飛ばして先へ進んでしまいます。教室であれば手が止まった時点で気づいてもらえますが、画面越しでは飛ばしたこと自体が伝わりません。分からなかった問題に印だけ付けておいてもらい、印の付いた問題レッスンの冒頭でまとめて扱う形にすると、この取りこぼしが表に出てきます。説明できなくても印は付けられますので、負担にもなりません。

進んだ量が見えないと手応えが消えます

紙のテキストなら残りの厚みで進み具合が分かりますが、画面上の教材は終わった分が視界から消えていきます。小学生にとってこれは想像以上に大きく、やってもやっても減らない感覚につながります。取り組んだ日に印を付けるだけの簡単な記録を紙で残しておくと、進んだ量が目に見える形になります。詳しい内容を書き込む必要はなく、印が並んでいくこと自体が支えになります。

保護者の方が担うのは中身ではなく段取りです

英語が得意でなければ支えられないのではとご心配される保護者の方は多いのですが、オンラインで不足しがちなのは英語の説明ではありません。始める時刻に声をかけること、書いた答案を撮って送ること、直しが返ってきたことを本人に伝えることといった段取りの部分です。段取りの支えがあるだけで学習は驚くほど回り始めます。中身の正誤は講師に預けていただいて構いません。

通塾との併用はどちらで詰まりを解くかで分けます

オンラインだけで進めるか通塾に切り替えるかという二択で考えると、どちらを選んでも足りない部分が残ります。併用という選び方をする場合は、量を増やすのではなく役目を分けるという発想が大切です。

併用が効きやすいのは書く力と話す力です

自習でも前に進む読む力や聞く力を二重に用意しても、時間が増えるだけで効果は積み上がりません。併用の効果が出やすいのは、誰かに見てもらわなければ判定できない書く力と話す力の部分です。判定が要る技能を人のいる場に寄せ、覚える作業を家庭に残すと、同じ費用でも手応えが変わってきます。英検コースのような対策の場を、この判定の役目として使う考え方です。

全部を二重にすると負担だけが増えます

不安があると、家でも教室でも同じ範囲を繰り返したくなります。しかし小学生が英語に使える時間には限りがあり、同じ内容を二度なぞる時間は、手つかずの技能を進める時間から差し引かれています。同じ内容の重複は避け、家庭で進めた範囲と教室で扱う範囲が重ならないようにしておくと、全体として前に進みます。

併用をやめる判断はどこでするか

併用は一度始めたら続けなければならないものではありません。手つかずだった技能が動き出し、家庭での取り組みだけで直しが回るようになったなら、そこで形を戻して構いません。逆に数か月たっても同じ場所で止まったままなら、量ではなく見てもらう相手が足りていないと考えます。止まった場所が変わらないことが、判断のいちばん分かりやすい目印になります。

オンラインの英検学習が続かなくなる原因と立て直し方

やめてしまうご家庭の話をうかがうと、原因はいくつかの型に分かれます。あらかじめ知っておくと、同じ場面が来ても慌てずに済みます。

目標が遠すぎて日々の意味が薄れます

合格という目標は数か月先にあるため、小学生にとっては今日やった三十分とのつながりが感じられません。オンラインは一緒に取り組む仲間の様子も見えにくく、この距離感がそのまま気持ちの落ち込みにつながります。今日できるようになったことを一つだけ言葉にして終わると、手前の目標が生まれて日々の学習がつながっていきます。合否の話を毎回持ち出す必要はありません。

画面の前に座る前に力尽きています

続かない原因が学習の中身ではなく、始めるまでの手間にあることもよくあります。教材を開いてログインし、前回の続きを探すという工程が毎回あると、それだけで気持ちが折れてしまいます。前回終えた場所を紙に一行書いて閉じておくなど、始める手間を減らす工夫が効きます。始めてしまえば最後まで進むお子さまは多いものです。

分からないまま溜まった単元が壁になります

飛ばした問題が積み重なると、ある時点から急に手が出なくなります。この状態は本人の努力不足ではなく、印を付けて戻る仕組みがなかったことが原因です。溜まってしまったと感じたら新しい範囲を止めて、溜まった単元だけを人に見てもらう時間を作ります。戻る作業は遠回りに見えますが、結果としていちばん早く追いつけます。

藤沢で小学生の英検学習を相談するならルフレ藤沢校へ

神奈川県藤沢市にあるルフレ藤沢校は、大船校・溝の口校・藤沢校を展開するRefletグループの子ども英会話専門スクールです。幼児から小学生までのお子さまが通っており、英検の学習についてのご相談も多くいただいています。

会話のコースと英検のコースがつながっています

ルフレ藤沢校では年齢とレベル別のMoon・Sun・Skyといったコースに加えて、英検に対応したコースをご用意しています。楽しく英語に触れる土台づくりから試験の対策までが一本の道でつながっているため、次の目標へ進むときに教室を乗り換える必要がありません。何級から始めるとよいかについては子供の英検は何級から始める?年齢別の目安と藤沢での対策を解説もあわせてご覧ください。

少人数クラスと固定担任制で状態を把握します

ルフレ藤沢校は少人数クラスと固定担任制をとっており、ケンブリッジ英語検定のC2資格を持つ講師などが指導にあたっています。同じ講師が続けて見ることで、前の回にどこで詰まったかを踏まえた声かけができます。固定担任制は、家庭での取り組みが見えにくい英検の学習ほど効いてくる仕組みです。

家庭学習には無料のオンライン教材も使います

レッスンの外での学習については、無料のオンライン教材も活用しながら家庭での英語学習をサポートしています。オンラインでの受講をご希望の場合は対応の可否を含めてご相談を承りますので、無料体験レッスンのときにお気軽にお尋ねください。ルフレ藤沢校の無料体験レッスンは1回50分で、実際のレッスンの雰囲気を体感していただけます。

小学生英検オンラインのイメージ

よくあるご質問

Q 英検の学習はオンラインだけで進められますか?

A 覚える作業と読む・聞く練習はオンライン中心でも十分に進みます。難しくなるのは書いた英文を読んでもらう部分と、受け答えの相手が必要な部分です。この二つをどこで確保するかが決まっていれば、オンライン中心の形でも学習は回っていきます。

Q ライティングの添削はどのように受け取ればよいですか?

A 紙に書いた答案を真上から撮影して見てもらう形が、小学生にはもっとも負担が少なくおすすめです。返ってきた直しは直した箇所だけでなく理由まで残してもらい、同じ題材でもう一度書いてみると定着します。

Q スピーキングの練習相手が家庭にいない場合はどうしますか?

A 相手役は英語が得意な大人である必要はありません。決まった質問を読み上げて反応を返すだけでも練習になります。それも難しいときは、受け答えを扱える場を教室などで確保する方法をご検討ください。

Q オンラインでの学習は何年生から無理なく進められますか?

A 学年で線を引くよりも、ひとりで机に向かって最後まで進められるかどうかで判断されるとよいでしょう。まだ難しい段階であれば、大人が同席する時間を短く挟むだけでも進み方が変わります。

Q 受験料や試験日、受験方式はどこで確認できますか?

A 受験料や日程、申し込みの締切、受験方式の対象となる級などは実施回や申し込み方法によって異なります。最新の条件は英検の公式情報でご確認いただくのが確実です。

Q ルフレ藤沢校でもオンラインで受けられますか?

A ルフレ藤沢校は藤沢市内の教室で通学型のレッスンを行っており、家庭学習には無料のオンライン教材も活用しています。オンラインでの受講をご希望の場合は対応の可否をお問い合わせください。

Q 無料体験レッスンだけでも受けられますか?

A はい、入会前でもお気軽にご参加いただけます。ルフレ藤沢校では1回50分の無料お試し体験レッスンをご用意しており、実際のレッスンの雰囲気をそのまま体感していただけます。

小学生英検オンラインのまとめ

技能ごとに向き不向きを分けて考えます

英検をオンライン中心で進められるかどうかは、全体をひとまとめにしては判断できません。覚える作業や読む・聞く練習は画面越しでも前に進みますが、書いた英文と話した英語は誰かに見てもらってはじめて力になります。判定が要る技能をどこで確保するかを決めておけば、オンライン中心という形でも英検の学習は十分に成り立ちます。

今日から確かめられること

まずはこの一か月で書く練習と話す練習がどれだけ進んだかを振り返ってみてください。ほとんど手つかずであれば、能力ではなく見てもらう相手が足りていないだけです。提出の手順を一つ決めるところから始めれば、止まっていた部分が動き出します。藤沢で英検の学習についてご相談されたい場合は、ルフレ藤沢校の無料体験レッスンをご利用ください。

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