中学英語準備は何から始める?入学前の進め方

お子さまが小学校6年生になると、「中学に上がる前に英語で何かしておいたほうがよいのでしょうか」というご相談が一気に増えます。小学校では歌やゲームを通じて英語に親しんできたのに、中学に入ったとたんに英語が苦手になってしまった、という話を耳にしたことがある保護者の方も多いはずです。

結論からお伝えすると、中学英語準備は必要です。ただし先取りで文法を詰め込むという意味ではありません。小学校の英語と中学の英語では、求められる力の種類がはっきり変わります。その変わり目を知り、変わる部分だけを先に慣らしておくことが、ここで言う準備の中身です。

この記事では、神奈川県藤沢市で子どもの英会話を専門に指導している立場から、中学入学という接続点にしぼって、何を優先し、どの順番で進めればよいのかを具体的にお伝えします。ご家庭でできることと、教室の力を借りたほうがよいことの線引きもあわせて整理します。

中学英語準備のイメージ

中学英語準備が必要になる理由と全体像

小学校の英語と中学の英語は何が違うのか

まず知っておいていただきたいのは、小学校の英語と中学の英語は地続きに見えて中身がかなり違うということです。小学校の外国語の授業は、英語の音に慣れ親しみ、聞いて反応したり短いやり取りを楽しんだりする活動が中心になっています。文字を扱う場面もありますが、正確に書けることを厳しく求められる場面はそれほど多くありません。

ところが中学に入ると、英語は教科としての英語になります。教科書の本文を読み、意味を理解し、ノートに英文を書き、単語のテストを受け、定期テストで点数がつきます。つまり、これまで耳と口でこなしてきたことを、目と手でも処理しなければならなくなるわけです。この移行に戸惑うお子さまは決して少なくありません。

もうひとつの違いは、学習の進む速さです。中学の授業は年間の計画にそって進みますので、ひとつの単元をゆっくり味わう時間はあまりありません。前の単元があいまいなまま次に進むと、そのずれが積み重なっていきます。入学前の準備は、この最初のずれを起こさないための保険だとお考えください。

つまずきやすいのは入学後の最初の数か月

英語が苦手になるお子さまの多くは、中学1年の1学期から2学期のはじめにその入り口を迎えます。この時期に扱う内容は、あとから見れば基礎的なものばかりです。しかし当のお子さまにとっては、初めて出会う仕組みが短期間にいくつも押し寄せてくる状態になります。

ここで一度わからないという感覚を持ってしまうと、英語の時間そのものが苦痛になり、家庭学習からも足が遠のきます。逆に、最初の数か月を「知っていることが多いから落ち着いて聞ける」という状態で過ごせたお子さまは、そのまま自信を持って学年を進んでいけます。準備の目的は先取りで差をつけることではなく、この心理的な出だしを守ることにあります。

準備に必要なものは特別な教材ではありません

中学英語準備と聞くと、専用の問題集や高額な教材が必要だと感じる方がいらっしゃいますが、実際にはそうではありません。必要なものは、アルファベットを大文字と小文字の両方で書ける紙とえんぴつ、英文を声に出せる静かな時間、そして毎日少しずつ続けられる仕組みだけです。

ルフレ藤沢校でも、無料のオンライン教材を活用しながら、ご家庭での英語学習をサポートしています。教室で扱った内容を家でもう一度なぞれる形にしておくと、短い時間でも定着しやすくなります。まずは手元にあるもので始めて、足りない部分が見えてきたら足していく順番で十分です。

中学英語でつまずきやすい四つの場所

アルファベットの読み書きとローマ字の混同

意外に思われるかもしれませんが、最初の関門はアルファベットです。読めるお子さまは多いのですが、小文字を正しい形ですらすら書ける、大文字と小文字を対応させて言える、という段階までは届いていないことがよくあります。中学ではノートに英文を書く機会が急に増えますので、文字を書く速さに時間がかかると、それだけで授業についていくのが苦しくなります。

さらにやっかいなのがローマ字との混同です。小学校でローマ字を学んでいるため、英語の単語もローマ字の感覚で読んだり書いたりしてしまうお子さまがいます。たとえば同じつづりでも英語では違う音になる場面が多く、ここを整理しないまま進むと、単語を覚えるたびに混乱が増えていきます。

be動詞と一般動詞の使い分け

中学1年の英語で最初に大きな山になるのが、be動詞と一般動詞の区別です。日本語には対応する仕組みがありませんので、感覚だけで乗り切ろうとすると必ずどこかで崩れます。文をつくるときに二つの動詞を重ねてしまう、否定文や疑問文のつくり方が混ざる、といった間違いはとてもよく見られます。

ここは入学前に完璧にする必要はありません。ただし、英語には語順の決まりがあり、日本語のように語を入れ替えても通じるわけではないという感覚だけは、先に持っておくと理解が早くなります。短い英文をたくさん声に出しておくと、その感覚は自然に育っていきます。

単語のつづりと音がつながらない

中学に入ると単語テストが始まります。ここで丸暗記に頼ると、覚える量が増えるにつれて追いつかなくなります。音とつづりの関係を知らないまま文字の並びだけを記憶するのは、意味のない記号を覚えるのと同じで、負担が大きいのです。

この負担を軽くしてくれるのがフォニックスです。文字と音の関係をルールとして学んでおくと、初めて見る単語でもおおよその読み方が推測でき、聞こえた音からつづりを組み立てられるようになります。ルフレ藤沢校がフォニックス指導に力を入れているのも、まさにこの先を見据えてのことです。詳しくはフォニックスの効果を解説した記事もあわせてご覧ください。

教科書の本文を音読できない

四つめは音読です。中学の英語では教科書の本文を扱う場面が増えますが、本文をつっかえずに読めないお子さまは、内容の理解にも時間がかかります。読めない文は覚えられませんし、覚えられない文は使えません。音読は地味な作業に見えて、実は理解と記憶の両方を支える土台になっています。

入学前に優先する順番の決め方

第一歩はアルファベットと音の対応から

準備の第一歩は、必ずアルファベットからにしてください。大文字と小文字を正しい形で書けること、そして文字が持つ音を言えることの二つがそろえば、その後の学習の吸収率がまったく変わります。ここを飛ばして文法から入ると、覚えることが増えるばかりで手応えが得られません。

目安としては、小文字をひととおり書くのに手が止まらない状態を目指します。書き順そのものより、形が安定していることのほうが大切です。似た形の文字を取り違えていないかも、この段階で確認しておきましょう。

次に身のまわりの単語を書けるようにする

文字が安定したら、身のまわりの単語に進みます。曜日や月の名前、数、色、家族を表す語、教科の名前あたりは、中学の授業でも早い段階で登場します。ここを知っている状態で入学すると、最初の単元が復習のように感じられ、気持ちに余裕が生まれます。

覚え方は、見て書くだけにせず、声に出しながら書く形にしてください。音とつづりを同時に処理する練習になりますので、あとで単語量が増えたときの伸び方が変わってきます。一度に多くを詰め込む必要はなく、毎日いくつかずつで構いません。

最後に短い英文を声に出す習慣をつくる

三つめは英文の音読です。自己紹介や日常のやり取りに使う短い文を、意味を思い浮かべながら口に出します。文の長さは五語から七語程度で十分です。大事なのは長さではなく、毎日声に出すことのほうにあります。

この段階まで来ると、英語は「知識」ではなく「使うもの」だという感覚が育ってきます。中学に入ってから教科書の本文に出会っても、まったく初めての作業には感じられません。準備としてはここまでできていれば十分です。

家庭でできる中学英語準備の進め方

1日15分を続けられる形に整える

ご家庭での準備で最も効くのは、時間の長さではなく回数です。週末にまとめて1時間取り組むより、毎日15分のほうがはるかに定着します。英語は積み上げの科目ですので、間隔があくと前回の内容が薄れ、毎回思い出す作業からやり直すことになってしまいます。

続けるためには、やる時間をあらかじめ決めておくのが確実です。夕食の前、お風呂の後といった生活の区切りに結びつけると、やるかどうかを毎回考えずにすみます。決める負担を減らすことが、続ける工夫の中心だとお考えください。

保護者が英語を教える必要はありません

保護者の方からよくいただくのが、自分は英語が苦手だから見てあげられないというお悩みです。しかし準備の段階で保護者に求められる役割は、教えることではなく見守ることです。今日はどこまで進んだのかを聞く、書けた文字をほめる、音読を最後まで聞く、それだけで十分に効果があります。

発音を直す必要もありません。むしろ正確さを求めすぎると、お子さまが声を出さなくなってしまいます。中学英語準備の時期にいちばん避けたいのは、英語に対して苦手意識を持たせてしまうことです。できていない点より、続いている事実のほうに目を向けてあげてください。

期間の目安は三か月から半年

準備にかける期間の目安は、三か月から半年ほどです。6年生の秋から少しずつ始めておくと、入学までにアルファベットと基本の単語、短い英文の音読までひととおり触れられます。夏から始められるのであれば、フォニックスにも時間をかけられますので、その後の単語学習がぐっと楽になります。

期間が短い場合でも、あきらめる必要はありません。残りが一か月であれば、アルファベットの書きと身のまわりの単語だけに絞ります。すべてを均等にやろうとせず、優先順位の高いものから順に埋めていくのが、限られた時間での正しい進め方です。

期間の目安は三か月から半年のイメージ

残り期間別に見る準備スケジュール

6年生の春から夏に始める場合

もっとも余裕がある時期です。まずフォニックスで文字と音の関係を整理し、そのうえで単語のつづりと音読へ進みます。時間があるぶん、英語で短いやり取りをする経験も並行して積めますので、中学に入ってからの「話す」活動にも自然に入っていけます。

この時期に始めるご家庭には、英検などの目標を置くという選択肢もあります。目標があると学習の理由がはっきりし、続けやすくなるためです。級の選び方については子供の英検は何級から始めるかを解説した記事で詳しく触れています。

冬休みごろから始める場合

年末年始は生活のリズムが変わりますので、新しい習慣を始めるにはむしろ向いています。この時期からであれば、アルファベットの書きと基本単語を中心に据え、余力があれば短い英文の音読を足す形が現実的です。中学受験を終えたお子さまが、次の目標として英語に切り替えるタイミングでもあります。

冬から始める場合に気をつけたいのは、詰め込みすぎないことです。入学までの三か月ほどで完成させようと欲張ると、量が負担になって続きません。毎日短く、入学後もそのまま続けられるリズムをつくることを優先してください。

入学直前の一か月しかない場合

残りが一か月の場合は、やることを二つに絞ります。小文字をすらすら書けるようにすることと、曜日や数といった頻出の単語に触れておくことです。この二つだけでも、入学後の最初の授業で感じる負担はかなり軽くなります。

この段階で文法に手を出すのはおすすめしません。中途半端に触れると、授業で習うときに「知っているつもり」になり、かえって聞き流してしまうことがあるためです。土台だけを整え、あとは学校の授業で受け止める形にしたほうが結果的にうまくいきます。

うまく進まないときの見直し方

よくある原因は量ではなく順番です

準備が思うように進まないとき、多くのご家庭は「量が足りない」と考えて課題を増やそうとします。しかし実際の原因は、取り組む順番が合っていないことのほうが多いのです。文字が書けていない段階で単語を覚えようとすれば当然つらくなりますし、音が入っていない状態で英文を読ませても言葉になりません。

もうひとつの原因は、成果が見えないことです。英語は伸びが数字で見えにくく、続けていても手応えを感じにくい面があります。ここでできた実感を用意できないと、お子さまの気持ちが先に折れてしまいます。

見直すポイントは三つあります

まず見直したいのは、いま取り組んでいる内容がお子さまの段階に合っているかどうかです。前の段階に戻ることは後退ではなく、むしろ最短の道になります。次に、一回あたりの量が多すぎないかを確認します。終わらない課題は自信を削りますので、必ず終わる量まで下げてください。

三つめは、できたことを見える形にしているかどうかです。書けるようになった文字に印をつける、読めるようになった文を記録するなど、小さな前進が残る仕組みをつくります。この積み重ねが、続けるための燃料になります。

相談したほうがよいタイミング

ご家庭だけで抱え込まないほうがよい場面もあります。英語の時間になると機嫌が悪くなる、同じところを何度説明しても定着しない、何から手をつければよいか保護者側が判断できない、といった状態が続くようであれば、一度専門の教室に相談してみてください。

教室に相談する利点は、いまの位置を客観的に見てもらえることにあります。どこまでできていて、次に何をすべきかがはっきりすれば、ご家庭での関わり方も落ち着きます。早めの相談ほど選べる手段が多く残っている点も、覚えておいていただきたいところです。

藤沢で中学英語準備を進めるならルフレ藤沢校へ

相談できることと年齢別のコース

神奈川県藤沢市にあるルフレ藤沢校は、大船校・溝の口校・藤沢校を展開するRefletグループの一校として、幼児から小学生のお子さまを専門に指導しています。中学進学を控えたご家庭からは、いまの力で何が足りないのか、家では何をやらせればよいのかといったご相談を多くいただきます。

コースは年齢とレベルで分かれています。年長から小学3年生を対象としたMoonコースは、英語への先入観をなくし好きを伸ばすことを目的に、ゲームや歌などのアクティビティを通じて英語に親しむ設計です。4年生から6年生を対象としたSunコースは、オールイングリッシュの授業で日常の場面に即した会話力を高めていきます。中学英語準備の時期にあたる高学年のお子さまには、このSunコースが入り口になることが多くなっています。

少人数クラスと固定担任制で進めます

ルフレの指導体制は、少人数クラスと固定担任制が特徴です。レッスンの定員は1〜8人で、講師がお子さま一人ひとりの理解度を把握しながら進めます。担任が変わらないため、つまずいている箇所を継続して見ていくことができ、前回できなかったことを次回に反映できます。

講師にはケンブリッジ英語検定C2資格保持者なども在籍しており、発音やつづりの土台を正しい形で身につけられる環境を用意しています。中学英語準備の段階でいちばん差が出るのは音と文字の結びつきですので、ここを専門家の目で見てもらえることには大きな意味があります。

費用の考え方と無料体験レッスン

費用については、月謝の金額だけで判断しないことをおすすめします。1回のレッスンでどれだけ英語に触れられるか、入会金や教材費を含めて年間でいくらになるかという視点で見ると、実際の負担感がつかみやすくなります。相場の考え方は子供の英会話の月謝相場を解説した記事にまとめていますので、比較の材料にしてください。

ルフレ藤沢校では、1回50分の無料体験レッスンをご用意しています。実際の雰囲気とお子さまの反応を確かめたうえで、ご検討いただける形です。藤沢で子どもの英語教室選びに迷ったら、まずはルフレ藤沢校の無料体験から始めてみてください。教室選びの基準については子供の英語教室の選び方の記事もご参考になります。

よくあるご質問

Q 英語が苦手な親でも中学英語準備を見てあげられますか?

A 問題ありません。この時期に保護者へ求められるのは教えることではなく、続いている状態を支えることです。今日やった内容を聞く、書けた文字をほめる、音読を最後まで聞くといった関わりで十分に効果があります。発音を直す必要もありませんので、英語の得意不得意は気にせず見守ってあげてください。

Q 何歳から通わせるのがよいですか?

A 耳が音を柔らかく吸収できる幼児期からの開始が理想ですが、小学校高学年からでも力は十分に伸びます。中学英語準備を目的に高学年から通い始めるお子さまも多くいらっしゃいます。ルフレ藤沢校では年齢とレベル別のコースをご用意していますので、始める時期に合わせた入り口を選んでいただけます。

Q 途中でやめたくなったらどうなりますか?

A お子さまの気持ちや生活の変化に合わせてご相談いただけます。まずは何が負担になっているのかを一緒に整理させてください。クラスの内容が合っていない場合もあれば、時間帯が生活と合わなくなっている場合もあります。続け方を調整することで解決できるケースは少なくありません。

Q 兄弟で通うと割引はありますか?

A ご兄弟でのご通学についてのお取り扱いは、時期やコースによって条件が異なります。金額に関わるご案内は正確にお伝えしたいと考えていますので、お電話またはLINEでお問い合わせください。あわせて入会金や教材費を含めた総額もご説明いたします。

Q レッスンを休んだときに振替はできますか?

A お休みの際の対応については、クラスの状況によって取り扱いが変わります。ご相談いただければ、可能な範囲で調整方法をご案内いたします。学校行事などで通えない日があらかじめ分かっている場合は、早めにお知らせいただけますと調整しやすくなります。

Q 月謝の支払い方法はどのような形が一般的ですか?

A 子どもの英語教室では、月ごとにお支払いいただく形が一般的です。月謝のほかに入会金や教材費がかかる場合もありますので、比較の際は年間の総額で見ることをおすすめします。ルフレ藤沢校の詳しい費用については、体験レッスンの際にご説明いたします。

Q 英語の資格取得のためのクラスはありますか?

A はい、英検に対応したコースをご用意しています。会話で培った力を試験へ橋渡しする設計になっていますので、楽しく英語に親しむ段階から目標に向けた対策まで、無理なくつなげていくことができます。中学入学前に目標を持ちたいというご家庭にも向いています。

英語の資格取得のためのクラスはありますか?のイメージ

中学英語準備のまとめ

やることを絞れば入学前でも間に合います

中学英語準備で大切なのは、先取りの量ではなく順番です。小学校の英語は音を中心に進みますが、中学では読む力と書く力、そして評価がついてきます。この変わり目に備えて、アルファベットの読み書き、身のまわりの単語、短い英文の音読という三つを順番に整えておけば、入学後の最初の数か月をずっと落ち着いて過ごせます。

ご家庭での取り組みは毎日15分で構いません。保護者が教える必要はなく、続いていることを認めてあげるだけで十分です。進まないと感じたときは量を増やす前に順番を見直し、それでも動かないようであれば早めに教室へご相談ください。

神奈川県藤沢市で中学英語準備をお考えでしたら、子どもの英会話専門のルフレ藤沢校にぜひご相談ください。少人数クラスと固定担任制で、お子さまのいまの位置を確かめながら、中学へつながる土台を一緒に整えていきます。

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