幼児英語は遊びながら|子供と家庭でできる英語遊びの続け方と選び方

「英語は早いうちから触れさせたほうがよい」と耳にするたびに、実際のところ何をしてあげればよいのか分からなくなってしまう。未就学のお子さまをお持ちの保護者の方から、そうしたご相談をよくいただきます。ドリルを買ってはみたものの数日で開かなくなった、というお話も決して珍しくありません。

幼児期の英語は、机に向かって覚えるものというより遊びの延長で触れるものと考えたほうが、結果として長く続いていきます。この記事では、ご家庭でできる遊び方と、その裏側にある考え方をまとめました。神奈川県藤沢市で幼児から小学生までのお子さまをお預かりしているルフレ藤沢校の視点からお伝えします。

幼児英語遊びながらのイメージ

幼児英語は遊びながら触れるほうが続いていきます

まず前提として、未就学の時期に「勉強として」英語を積み上げようとすると、多くのご家庭でうまく回らなくなります。理由はやる気の問題ではなく、この年齢のお子さまが世界を受け取る方法そのものが大人と違うためです。

この時期の子どもは意味より先に音を受け取ります

三歳から六歳ごろのお子さまは、耳から入ってきた音をそのまま真似する力がとても強い時期にあります。歌の歌詞を意味も分からないまま丸ごと覚えてしまうのは、その力が働いているからです。意味の理解は後から追いつきますので、最初の段階では正確さを求めず、音の楽しさに任せていただいて構いません。

遊びの中には英語が自然に入る隙間があります

ままごとやブロック遊びをしている最中は、お子さまの意識が「遊ぶこと」のほうに向いています。その状態で英語の単語がひとつ混ざっても、身構えずに受け取ってもらえます。英語を主役にしないという点が、幼児期のいちばん大きなコツだと考えています。

続けられる形かどうかを最初に決めます

どれほど良い内容であっても、続かなければ幼児期の英語は積み上がっていきません。一日十分でも週に四日触れているご家庭のほうが、週末に一時間だけ頑張るご家庭より結果として量が増えます。続く形を先に決めるところから始めてみてください。

机に向かわせると英語から離れてしまう理由

「せっかくだからきちんと座らせて教えたい」というお気持ちは、保護者の方であれば誰しもお持ちになるものだと思います。ただ幼児期に限っては、その形が逆に働いてしまう場面が少なくありません。

集中が続く長さには年齢なりの目安があります

未就学のお子さまが同じ姿勢で一つのことに向き合える時間は、大人が想像するよりずっと短いものです。ルフレ藤沢校では1回50分のレッスンを基本としていますが、その50分は座り続ける50分ではありません。動く時間と座る時間を交互に置くことで、集中を保ちながらしっかり英語に触れられる長さとして組み立てています。

正解を求められると口が閉じてしまいます

机に向かうという形そのものが、お子さまにとっては「間違えてはいけない場面」という合図になることがあります。発音を直されるたびに声が小さくなり、最後には言わなくなってしまう。この流れは幼児期にとても起こりやすいものです。間違いを拾わないと決めておくだけで、出てくる声の量はずいぶん変わってきます。

嫌になった記憶は後の学習にも残ります

この時期に「英語はつまらないもの」という印象がついてしまうと、小学校に上がってから取り返すのに時間がかかります。逆に楽しかった記憶さえ残っていれば、後から文字や文法を学ぶ段階でも抵抗なく入っていけます。先に進めるより嫌いにさせないほうが、長い目で見ると得るものは大きいと感じています。

家庭でできる英語の遊び方を四つご紹介します

ここからは実際にご家庭で試していただける遊び方をお伝えします。特別な教材を買いそろえる必要はありません。今ある絵本やおもちゃに英語をひとさじ足すという感覚で十分です。

歌は繰り返しとリズムが助けになります

子ども向けの英語の歌は、同じフレーズが何度も出てくるうえにリズムも覚えやすい作りになっています。そのため楽しみながら自然と身につく入口として使いやすいものです。歌詞を教える必要はなく、朝の支度をしている間や車の中で流しておくだけでも、お子さまはいつのまにか口ずさむようになります。

絵本は毎回同じ一冊でも構いません

幼児期のお子さまは同じ本を何度も読みたがります。大人からすると心配になりますが、英語に関して言えばこれは望ましい状態です。同じ音を繰り返し聞くうちに、文の切れ目や抑揚が身体に入っていきます。先へ進めようとしないことを意識して、お子さまが選んだ一冊に付き合ってみてください。

ごっこ遊びは英語を使う場面をつくります

お店屋さんごっこや動物のお世話ごっこは、英語を使う理由がその場に生まれる遊びです。品物を渡すときに一言添える、動物の名前を英語で呼んでみる。それだけで、覚えた単語が実際に人へ向けて使われます。人と関わりながら使う経験は、幼児から小学生の時期の学びの定着に大きく役立ちます。

カード遊びは勝ち負けを軽くしておきます

絵カードを使った神経衰弱やかるたのような遊びは、短い時間で気軽にできるうえに繰り返しが自然に生まれます。ここで気をつけたいのは、正解した数を競わせすぎないことです。当たらなくても楽しい形にしておくと、負けた日でも次の日にまた出してきてくれます。

幼児英語遊びながらのイメージ

音から入ることが幼児期に向いている理由

遊びを通して英語に触れるとき、実際に入っていくのは文字ではなく音のほうです。この順番には理由があり、後の学習にもつながっていきます。

文字より先に音の引き出しをつくります

読み書きは小学校に入ってからでも十分に間に合いますが、耳が柔らかい時期のほうは限られています。先に音の引き出しをたくさんつくっておくと、後で文字と結びつける作業がずっと軽くなります。音が先で文字は後という順番を覚えておいてください。

音と文字をつなぐ学び方もあります

英語の音と文字の対応を扱う学び方として、ルフレ藤沢校ではフォニックスも取り入れています。ただし幼児期に仕組みそのものを説明する必要はありません。この段階では単語の頭の音を当てて遊ぶ程度で十分で、仕組みの理解は後の話と考えていただければと思います。

発音の細かさは今の時点で問いません

お子さまの発音が日本語寄りに聞こえたとしても、この時期に細かく直す必要はありません。何度も耳にしているうちに、自分から音を寄せていくお子さまがほとんどです。直すより聞かせる回数を増やすほうが、結果として発音は整っていきます。

保護者が英語を話せなくてもできることがあります

ご相談の中でいちばん多いのが「親が英語が苦手でも大丈夫でしょうか」というお声です。結論から申し上げると、まったく問題ありません。むしろ保護者の方に担っていただきたいのは、英語を教えることではない部分です。

先生役ではなく一緒に遊ぶ人になります

発音を教えようとすると、どうしても正解を持っている側と持っていない側という関係になってしまいます。そうではなく、同じ側に立って一緒に真似をする人でいてください。並んで遊ぶ役のほうが、お子さまは安心して声を出してくれます。

反応を返すことが最大の役割です

お子さまが英語らしき音を口にしたとき、内容が合っているかどうかは脇に置いて、まず面白がってあげてください。返ってくる反応があるかどうかで、次にまた口に出すかどうかが決まります。意味が分からなくても、笑って繰り返すだけで十分に役割を果たしています。

環境を整える部分はご家庭にしかできません

いつ、どのくらい、どんな形で英語に触れるのかを決めるのは、ご家庭の側の仕事になります。歌を流す時間を決めておく、絵本を手の届く場所に置いておく。こうした段取りの部分は教室では担えませんし、幼児期の英語ではここが結果を大きく左右します。

やりすぎないための線引きを決めておきます

熱心に取り組まれるご家庭ほど、量を増やす方向へ進みがちです。しかし幼児期については、増やしすぎることのほうが危ういと考えています。

短く終わるほうが次につながります

もっとやりたいという気持ちが残っているうちに切り上げると、次の日も自分から寄ってきてくれます。逆に飽きるまで続けてしまうと、その遊び自体が翌日から選ばれなくなります。物足りないくらいで止めるのが、続けるうえでの目安です。

飽きたサインは声の大きさに出ます

飽きてきたかどうかは、言葉ではなく声の大きさに表れます。だんだん声が小さくなる、目線が他のものへ移っていく。こうしたサインが出たら、その日はそこで終わりにしてください。サインを見て切り上げる習慣がつくと、無理をさせずに済みます。

習い事を増やすことが答えとは限りません

英語が伸びていないと感じたときに、通う回数や教材を増やそうとされる方がいらっしゃいます。ただ幼児期の場合は、量よりも触れ方と間隔のほうが効いてきます。増やす前に見直すという順番で考えていただくと、ご家庭の負担も軽くなります。

反応が薄いときの見方と発達の個人差について

周りのお子さまが英語を口にしているのに、うちの子は何も言わない。そうしたご相談をいただくことがありますが、これは珍しいことではありません。

出てこない時期があるのは自然なことです

言葉は、聞いて溜まった量がある程度に達してから出てくるものです。何も言わない期間であっても、内側では受け取り続けています。沈黙の時期は珍しくありませんので、この間に量を増やして追い立てないようにしてください。

発達には個人差があると正直に申し上げます

同じ年齢であっても、言葉が早いお子さまとゆっくりなお子さまがいらっしゃいます。母語である日本語の発達段階も一人ひとり違いますので、英語だけを他のお子さまと並べて比べることにはあまり意味がありません。比べる相手は昨日の本人にしておくと、判断を誤りにくくなります。

早く始めなければ手遅れという話ではありません

幼児期に始めることには確かに向いている面がありますが、この時期を逃したら取り返せないというものではありません。小学校からでも中学校からでも、英語は伸びていきます。焦って始めないという判断も、ご家庭によっては正しい選択だと思います。

ルフレ藤沢校が遊びの中で大切にしていること

ここまでご家庭でできることを中心にお伝えしてきましたので、最後に教室の側で行っていることにも少しだけ触れさせてください。考え方はご家庭での遊びと変わりません。

遊びを取り入れた学習方法を採用しています

子ども英会話スクール「ルフレ」では、お子さまが英語を楽しみながら学べるよう、遊びを取り入れた学習方法を採用しています。ゲームやロールプレイングを通じて楽しみながら使える環境を用意していることが特徴です。単語を覚える時間そのものより、使ってみる場面をどれだけ作れるかを重く見ています。

三歳からの未就学児向けコースがあります

ルフレ藤沢校には3歳からの未就学児向けコースがあり、低年齢で英語がまったく初めてのお子さまでも安心して始めていただけます。楽しみながら自然に英語を習得できる形を目指しており、遊び道具や教材も豊富に揃えています。

50分という長さの使い方を工夫しています

レッスンは1回50分を基本としています。これは集中を保てる長さとしてちょうどよい設計で、その中に動きのある活動と落ち着いて聞く活動を組み合わせています。実際の雰囲気については、1回50分の無料体験レッスンでそのまま体感していただけます。

幼児英語遊びながらのイメージ

よくあるご質問

英語が苦手な親でも家庭で英語の遊びはできますか?

できます。保護者の方に必要なのは正しい発音ではなく、一緒に面白がって反応を返すことです。歌を流す、絵本を手の届く場所に置く、真似をして笑い合う。この三つだけでも幼児期には十分な役割を果たしています。

遊びながらで本当に英語が身につくのでしょうか?

幼児期については、遊びのほうが定着しやすい場面が多くあります。歌やゲームは繰り返しが自然に生まれ、同じ音に何度も触れることになるためです。実際に人と関わりながら英語を使う経験も、この時期の学びの定着に大きく役立ちます。

一日にどのくらいの時間を英語にあてればよいですか?

時間の長さよりも、間隔と続けやすさを優先していただくのがおすすめです。まとめて長く取り組むよりも、短い時間を週のうち何日か置いたほうが結果として量が積み上がります。お子さまが飽きる前に切り上げることを目安にしてください。

何歳から教室に通わせるのがよいでしょうか?

ルフレ藤沢校では3歳からはじめられる未就学児向けコースをご用意しています。ただし年齢だけで決める必要はなく、お子さまが集団の中で楽しめそうかどうかも判断の材料になります。迷われる場合は体験レッスンでご様子をご確認いただくのがよいと思います。

子どもがまったく英語を口にしないのですが大丈夫ですか?

口に出さない期間があること自体は自然なことです。聞いて溜めている段階がしばらく続いた後で、あるとき急に出てくるお子さまも多くいらっしゃいます。発達には個人差がありますので、他のお子さまと比べて量を増やすのは避けたほうがよいと考えています。

体験レッスンはどのくらいの時間ですか?

ルフレ藤沢校の無料体験レッスンは1回50分です。実際のレッスンの雰囲気をそのまま体感していただけますので、教室の様子とお子さまの反応を見たうえでご検討いただけます。入会前でもお気軽にご参加ください。

幼児英語を遊びながら続けるためのまとめ

最後に、この記事でお伝えしてきた内容を整理しておきます。難しい準備はほとんど必要ありません。

英語を主役にしないほうが長く続きます

歌も絵本もごっこ遊びも、目的は英語を覚えさせることではなく楽しい時間をつくることにあります。その中に英語がひとさじ入っている状態を保てれば、幼児期に必要な量は自然と積み上がっていきます。主役は遊びのほうという位置づけを崩さないでください。

今日から確かめられること

まずは一週間、英語の歌をひとつ決めて同じ時間に流してみてください。お子さまが口ずさむのか、体を動かすのか、あるいは無反応なのかを見ていただくだけで構いません。その反応が、次に何をすればよいのかを教えてくれます。教室選びの段階から迷っていらっしゃる場合は、子供の英語教室の選び方もあわせてご覧ください。

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